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【社長のつぶやき】大先輩の早すぎる旅立ち

2026/08/09

7月某日、京浜マリンを
6年前に退職したOBが他界しました。

そのOBは、自分の人生のほとんどを
京浜マリンに捧げたと言ってもいいほど
会社に貢献し、公私ともに縁が深い方でした。

彼は新卒で入社し、数々の現場を
経験した後に役員となり、
先代社長(つまり、僕の父親)の
片腕として会社を支えてきました。

僕が社長になってからも
変わらずにバリバリ働き、
70代後半で勇退した後も
何かと会社のことを気にかけて
数ヶ月に1回のペースで
会社に顔を出してくれていました。

彼は僕の入社から今までを
ずっと見ているので
僕が社長として日々経営に
奮闘している姿をみて、
「将之も立派になったな」って
まるで親心のような気持ちで
見守ってくれていたと思います。

その彼が、突然旅立ってしまったのです。

彼にまつわるエピソードは
数えきれないほどありますが、
なかでも特にすごいと感じるのは
京浜マリンの経営が厳しい時に
彼が自分のお金を差し出してくれたこと。
経営がいよいよ立ち行かなくなり
先代としては会社をたたむことも
考えたそうです。

しかし、彼にとって京浜マリンが
なくなるというのは耐え難いことで、
自分のお金を差し出してでも
どうにか存続して欲しかった。
……これ、なかなかできることでは
ないですよね。

京浜マリンにそこまでの当事者意識を
持っていることはもちろん嬉しい
ことなのですが、例え忠誠心があっても、
お金を貸すことまではよほどの覚悟がないと
できないことだと思います。

彼からの借入もあって、会社は
なんとかピンチを切り抜けたわけなのですが
ありがたいやら情けないやら……

このような経営面の功績も
ありますが、技術面も然り。
もともと造船部門の技術者として
スタートした彼ですから、当然
その技術力は折り紙付き。

京浜マリンには脈々と受け継がれる
高い技術力がありますが
その源流には彼のような
生え抜きの社員の
存在があるということです。

彼のように京浜マリンの礎を築いた
いにしえの社員はたくさんいます。
そのような先輩たちに対して
僕は感謝するだけではなく
彼らの築いてきたものを
しっかりと引き継いでいくことが
僕の仕事なのだと思っています。

今日の京浜マリンの技術力は
先輩たちの努力の賜物だと
いうことを社員一同心に刻んで、
これからも技術の向上に
よりいっそう邁進してほしい
……それが僕の願いです。

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