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【社長のつぶやき】石の上にも三年?

2026/07/12

石の上にも三年。

小学生でも知っている
あまりにも有名な諺ですよね。
人が何かを習得するには
一朝一夕ではいかない。
最低でも三年はかかるというのは
建設業・造船業に身を置く者として
実感をもって理解しています。

実は先日、とある研修に行った際に
講師の方が似たようなことを
トピックにしていました。
それは、「一万時間の法則」について。
こちらは諺ではなく、
心理学者であるアンダース・エリクソン博士の
研究により提唱されている法則ですが
意味するところは、何かを極める
つまり一流のプロになるためには
最低でも一万時間を費やさなければ
いけない、ということらしいです。

一万時間は1日3時間だと10年ですが
8時間になると3年と5ヶ月。
つまり、1日の労働時間が8時間だとしたら
ちょうど3年ってことです。
繋がりますよね。

しかし、昨今の建設業・造船業の働き方を
みていると、技術を磨くための労働時間が
日常業務の中で十分に確保されて
いないのではないかと思ってしまいます。
我が社も例外ではなく、代々受け継がれてきた
京浜マリンの高い技術力と
技術にかける情熱、つまり「技魂」が、
昔よりも弱くなってきているのではないかと
感じてしまうのは、気のせいではないはず。

働き方が変わり、毎日の労働時間が制限されたり
休日が増えたりすることは悪いとは思いません。
社員の心に余裕が生まれ、心身ともに健康で
仕事もプライベートも充実した人生を送ることが
できるのであれば、それは本当に素晴らしいこと
だと思います。

ただ、どことなく全体が弛緩し
全てにおいてほどほどで、何かを「極める」と
いうことがなく、合格ラインくらい行ってれば
いいやという考えになってしまうと
それはそれで問題だと思ってしまうんですよ。

そのようなうっすらとした不安と技術大国日本の誇り
それから建設業・造船業の高い技術を
後世まで伝えたいという思いから
今、京浜マリンでは研修施設の開設を進めています。
(以前、つぶやきでも書きましたね)

日常業務の中で学びの時間を十分に
取れないのであれば、他の時間で
補うしかないですよね。
京浜マリンとして、高い技術力を
保持することは責務であり、
お客様に対する礼儀でもあると
考えているので、技術だけは
絶対に譲れないんです。

働き方改革によって技術力が落ちるようでは
本末転倒ではないでしょうか。
建設業・造船業のあり方が変化している今こそ
あえて私たちは「技魂」に立ち返り
真正面から技術の向上に努めていこうと思っています。

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